スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

二つのコルホーズの争いの話

ちょっと、戯曲を読み始めてみて驚いたので忘れないうちに書いておこう。
劇中劇でコルホーズの農民に観客が見立てられているのはわかってたけど、
この農民たちは砲火で廃墟となった村にいて全員が仲間なわけじゃなくて、
山羊飼育のコルホーズと果樹栽培のコルホーズの二つのコルホーズの農民たち、
そして、「ヌーカ」(グルシャの住んでいる町ね)の土地を争っている。

山羊飼育のコルホーズは土地が戦で大損害を受けたのを見て、
当局の命令通りに山羊たちを別の土地に移動させた。
隣接する土地の果樹栽培のコルホーズはこれから再建するにあたって
この見捨てられた放牧地を果樹とブドウの果樹栽培に使用したいという。
それで、この土地がどっちが使用すべきかを話し合う場に
農民たちは集まっているんです。

「昔からわしらのもんだ」「昔から誰かが所有していた土地なんてない」
確かに、グルシャの時代の話でもそうだよね、権力者は殺され、時代は変化する。
「法的にはわしらのもんだ」「その法は現在でも通用するのか?」
やっぱりこの話は「アズダックの裁きが何を基準にしているか」が最重要のテーマだよ。

今で言えば、
フジテレビをめぐって争う「現在の経営陣」と「ライブドア」ってとこか。
どっちが、フジテレビのためになるのか、って話だな。
まあ、「フジテレビのため」とは何なのかを解題しないと、この話は進まないのでおいといて、つうか話が思いっきりズレてるし(^^;

「土地がどう役に立つのか」・・・果樹栽培が有利か
「昔より実り豊かになった故郷に、二つのコルホーズの人たちが帰ってくること」
を願ってるという果樹栽培のコルホーズの計画は説得力があるね
「土地を特別の土地と見立てて持つ愛着をどう扱うか」・・・山羊飼育が有利か

「土地」をミカエルに見立てたとしたら、
「ミカエルがどう役に立つのか」は、ミカエルをモノ的に捉えるとナテラに有利だな。
だけど「土地の幸せ」=「ミカエルの幸せ」ととらえると、
ミカエルが後々、豊かな土壌となるためには、グルシャが有利だな。
「ミカエルへの愛着」は、グルシャに有利かも、
でも土地に愛着を持ってるのは山羊の方。
昔からの所有、法的に正しい所有は、山羊の方でそれはナテラだな。

そして、劇中劇の上演は、果樹栽培のコルホーズの人たちが
折れてくれた山羊飼育のコルホーズの代表の人たちと一緒に
楽しんでみることになってる。

そういう視点で、この劇を見てみると、全然ちがってみえてくるかも。
串田さんは、全部なくしちゃったけどね。

でも、グルシャが子育てによって勝ち得た「母性」はどう関連するんだろう?
「ミカエルが必要としているのは」・・・グルシャ
「土地が必要としているのは」・・・・・果樹栽培
この程度なら、すっきりわかるんだけど、
「母性」はなんだろ?「土地に対する愛情」?郷土愛みたいなもんかな。
それがあるから、その土地は生きることができる。そんなもんかな。
果樹栽培のコルホーズさんたちは土地を愛してくださいな。

あと一回しか観れないのか、さびしいなあ。
スポンサーサイト

コメント

 

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog

FC2Ad


Copyright © マツタコA All Rights Reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。