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ラ・マンチャの男の継承者

まずは、ラ・マンチャの男、初日おめでとう!
一言で言うと満足度はすごく高いです。
もちろん、初日ならではのこなれてなさみたいなものがあって、
完成度はこれからどんどん上がっていくんだろうと思います。

演出はかなり変わっています。でもまだネタバレはなしにしときますね。
たかちゃんに関しては、3年間の時を経た感じがすごくします。
アルドンサがすごく自然になってた。
以前に少し思ってた声を荒げることで感情を表現しようとするような
ところがなくなって、一つ一つのセリフにすごく心がある気がしました。
「オイル」などの経験を通してたかちゃんが成長したというだけでなくて、
普通に3年間の日常生活を送る中で、きっとたかちゃんは、
人として、いろいろな世の中の出来事を見聞きして、
いろんなことを考えたんだと思う。
だから、私は「未来になる」を歌ったたかちゃんと
同じものをアルドンサを通して感じるんだよね。
演技がすごく深くなってると感じた。

正直な話、私、たかちゃんは幸四郎さんと対等に渡り合ってると思った。
それは、かなり衝撃的なことです。私にとって。
演技うんぬんとかいう意味じゃないんです。

私が話の筋をすでに理解しているから、ということは間違いなくあったと思う。
観ながら思いましたから、私は話をわかった上で観るという見方をしてるって。

私がたかちゃんは幸四郎さんと対等に渡り合ってるんじゃ?と思ったのは、
演技のかけあいでとかいうんじゃなくて、最初の見果てぬ夢が
歌われるよりも前に、たかちゃんの歌のシーンで涙がでてきたからなんです。
その後の見果てぬ夢の前の幸四郎さんのセリフにも泣かされたし、
何度も何度もいろんなシーンで涙がでてくるんです。
私は自分が不思議でしょうがなかった。
なんで泣いてるのか理由がわからないんです。
たいてい自分が泣く理由ってわかるんだけど、
2002年の博多座で心を揺さぶられたときとはまったく違う涙です。

今、なんとなく思うのは、たかちゃんもこの3年間で
人として成長したけど、私も変わったんだなということ。
2005年のアルドンサはものすごくとてつもない悲しみを
心の中に持ってる気がするんです。
自分の境遇を恨んだり、世の中を憎んだりしているのとはちょっと違って、
世の中を哀れみ悲しんでいる感じを受けるんです。

私、最後の最後「私の名はドルシネア」というシーン。
その前のサンチョが声をかけるシーンから思ってた。
彼女はドン・キホーテだ!って。
今年のドルシネアはちゃんとドン・キホーテを継承していた。
2002年には決して思わなかったこと。
私にとって2005年ラ・マンチャの男の主役は松たか子です。

でも、もしかしたら今日の席がベストポジションの一つだったせいかも知れない。
たぶん、このシーンの彼女を一番近くで観ていたのは私です。
だから、表情も細やかな動きもものすごくよく見える。
アルドンサの心が動いていることを肌で感じていた気がする。
彼女ものすごく丁寧に演じていた。でもそれはひょっとしたら、
後の方では感じられなかったかも。
明日は真ん中くらいのポジションで観るので、確かめよう。

歌はやっぱりミス・サイゴンのキム役をやったのは大きかったね。
声が安定しているから、演技ができる。
裏声に移るところは相変わらずイマイチだけどね。でも、
歌の出来がうんぬんというのは、今のたかちゃんには無意味にさえ思える。
彼女はシンガーじゃなくて、プレイヤーだから。
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