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ラ・マンチャの男の夢

ラ・マンチャの男「ドン・キホーテ」の夢って何だろう?
ドンキホーテは騎士道を復活させたかった、
というか「騎士であること」を夢みていた。
騎士道のことは、よくわからないけれど、劇の途中でいろいろと
騎士とはこうあるべきと、彼は教えてくれる。

ドン・キホーテの夢はセルバンテスの夢!
デール・ワッサーマンの夢じゃない。
セルバンテスの時代には、騎士道を復興させることは、
セルバンテスにとって意味があったのかも知れない。
それは、わからない。
でも、ドン・キホーテが「騎士の道」を説きたかったのなら・・・

ドン・キホーテが唄う「見果てぬ夢」に「胸に哀しみを秘めて・・・」とある。
哀しみは、自分の夢が叶わないことの哀しみではなくて、
アルドンサへ、ラバ追いたちへ、ムーア人たちへ、
すべての人たちに向けられた哀しみなんじゃないだろうか。

一緒に観た友人が言っていた。
ドン・キホーテは自分がアロンソ・キハーナであることをわかっているけど、
わざとドン・キホーテを演じているんじゃないかって。
私は、もっと単純にドン・キホーテの時はドン・キホーテだと思っていたけれど、
そうかも知れない。
ドン・キホーテがアロンソ・キハーナであることは紛れもない事実だから。

だから思った。見果てぬ夢の哀しみは哀れみ。
「道」に目覚めなさいっていう哀れみ。
「汚れ果てし この世から 正しきを救うために」
アロンソ・キハーナはドン・キホーテになる決意をしたのかも知れない。

もちろん、ドン・キホーテの夢がなんであれ、
囚人たちは、何があっても夢に立ち向かうドン・キホーテの姿に勇気をもらう。
「夢」を忘れるなっていうのは、「自分の心」を忘れるなってこと。
「自らの進むべき道を進め」
「自分の良心の声のみを恐れ、それに従って生きよ!」
(この良心の声の象徴がドルシネア? アルドンサにとっての自分の心はドルシネア)

ドン・キホーテはラバ追いたちを傷つけるけど、ケガの手当てもしようとする。
その結果は、アルドンサを傷つける。
それでもアルドンサはドルシネアになって戻ってきた。
ドン・キホーテが正しいと思えたから?

ドン・キホーテは
「今の自分じゃなくて、将来の(あるべき姿の)自分を愛せ!」と言った。
将来の自分は誰にでもある。それを忘れないでいよう。
「道」は、ほんとうに果てしなく遠いんだろうと思う。

posted at 2002/08/20 19:26 | マツタコ管理人 |
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